呼吸方法を知る
呼吸には
大きく分けて、3つの種類があります。
1、肩を上下させて行う『肩呼吸』
2、胸を広げて行う『胸式呼吸』
3、お腹を膨らませて行う『腹式呼吸』
そんなの使い分けた事、ない~!
そうですよね
意識をする、ってことがなかなかないと思います。
まずは
1 肩呼吸
スポーツの後などに凄まじい速さで酸素を取り入れる必要がある時にする呼吸です。
急激に酸素を取り込むには有効です。
しかし、息のコントロールには適さないので発声には向いていません。
そして
2 胸式呼吸
人が自然としている呼吸がこの『胸式呼吸』。
呼吸が浅いので、肺に取り入れる空気の量も少なくなります。
大きな声を出したり、一息で長く話す声の加減ができなくなります。
のど声とも呼ばれ、のどに負担がかかります。
そしてそして
3 腹式呼吸
肺の下にある横隔膜を下げ肺が大きく広がることで、
たくさんの空気を取り入れる事が出来ます。
吐く息をコントロール出来るので、
『良い声=伝わる声』を出すのに適した呼吸法です。
ただ、
あくまでも呼吸法なので、
そこから発声に活かすにはまた練習やコツが必要になります。
3つの呼吸法、
まずは意識してみましょう。
以上からもわかる通り、
『良い声』を身につける為には、
腹式呼吸をマスターする事もとても重要かつ大切な要素となるのです。
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